フィルインセンス
TOPALvino > 2017.09.24-6

ALvino Live Report

ALvino Band+Naked Tour「Melody Art」
---梅田Zeela


最後、Shotaさん。

Shota「うーーーーーー」

って。うつむいて唸って。これ、ほんとに唸ってた。
頭真っ白になったんだろうなってわかるような、そんな声。

うーーーーって言った後。

Shota「自分のこと客観的に見てね、幸せだなって思うんです。」

うん。

Shota「こんなに真剣になれることって人生でそんなにないと思っていて。
俺は、喉って言う自分の体が楽器で、
いつも潤くんもKOJIくんも支えてくれて(うろ覚え)
メンバーもそうだし、you+さんとLEVINさんもそうだし、
ライブハウスのスタッフさん達も、ライブ始まる前から、
例えば、最前列にあるバーは、最前列の人が手をかけるかもしれないからって、
タオルでふいて・・・
皆、真剣なんです。

そうやって皆が真剣に取り組んで作られていくものがライブ、っていうもので。

11年間歌ってきてね、真剣にやってきたっていうことは、
これからの武器になる。」

って。

・・・・これからの人生の武器。
この言い方されちゃうと、Shotaさんはこの後もう歌とは違う人生を歩むのかな、
でも歌はきっとずっと好きだろうから、
きっと歌ったりはするんだろうけど、
でも、なあ・・・
と、寂しくもなり。

ただ、メンバーだけじゃない、色んなまわりの人の姿を
きちんと感じているのは、とてもShotaさんらしいなと思いました。


そして、最後もう一度KOJIさんへ戻り。

KOJI「いつ活動が止まるのかっていう発表はまだだけど、
近いうちに発表できると思うので。
タイミングを見て、発表をしますので。
今回ばかりはね、楽しみにしていてとは言えないけど、
・・・待っていてください。」

はーい・・・。


で。

ここでShotaさんがKOJIさんに何かを耳打ち。

KOJI「できるよー」

と、生声が聞こえてきた・・・!
この時の少し高めの、「できるよー」の声が私の頭の中、しばらく残ってました。

で、Shotaさんが潤さんにも伝えて。

そしたら、潤さんが何やら探し始めて。あれあれ、あれがない、って感じで、
足元のボードのところとかをさがしてて。
何かと思ったらカポを探しておられたようで。
すぐ察したKOJIさんが、自分の赤のカポを潤さんのところへ、そっと差し出しに。

KOJI「前もって言えよ」

(笑)

・・・でも、さっき、即答で、できるよ、って答えていたKOJIさんの声を知っているから、
余計に、それが本当の文句でも説教でもないのはわかっているよ。

そして、KOJIさんは自分のカポを潤さんに渡したもんだから、今度は、
アンプの上から、もう一つのグレーのカポを。
おお!私!そのグレーのやつの方が好きなの!
(形状の見た目の問題と、はめる時のぎゅっぎゅ感という、音楽とは限りなく関係のない好みの問題(どんな))

KOJI「前もって言えよ〜」

と、2回目(笑)

birthday
皆で手拍子しながら歌でお祝いをする歌。
途中音かけたりもしたけどね、そんなの関係なくて、この曲はいつもあたたかくて、
素敵な空気のbirthdayでした。


Shota「2人とも完璧!」

・・・でもなかったけど(笑)。
でも気持ちは完璧だったと思うので(?)。
素敵素敵。



snow line

この手紙
皆で歌う、一つのALvinoの空気だねー。


1回目のアンコールでこれやっちゃうのか!というのが一番最初に思ったことでした。
だけど、ソロまわしもあったから、よかった〜と思って。
この曲はそれが楽しみの一つだからね。


2回目のアンコール。

Rainbow Riders
この曲も音量調節手元!
さっきとは違って、アームの右(下)側から、グルグルまわしてるなー
と思って見てた。(すごいどうでもいい)

きらきらしてて、力いっぱい生きるステージがそこにありました。

これで全曲終了。

3人で手を繋いで、おじぎ。

(そういえばおじぎといえば、どのタイミングだったかなあ、Shotaさんが
結構長い間、頭を下げてる時があって、
そこにステージへの想いが込められている気がしたことがありました。)

ライブ終了。

この日の時点では、残り回数が明示されたわけではなかったけど、
もうこのステージはあと何回も見られるものではないと思うと、
言葉ではあらわせない、気持ちに、なりました。

何も変わらない楽しいステージだけど、何も変わらないからこそ、余計に、
いつも通りの空間が、もうすぐ消えてしまうその儚さと、
今そこにある強さや美しさを感じたステージでした。

そして、何よりもこの日は。
Shotaさんの誕生日を皆でお祝いできたのが、幸せでした。
おめでとうございました!
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