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La'cryma Christi Event Report

OSM学園祭イベント
真矢&LEVINドラムセミナー 2004.06.26
---大阪スクールオブミュージック



真矢「なかなかね、和物とドラムは合いにくいんですが。
小鼓だと非常に面白い・・・」
と真矢さん話してらっしゃったんですが、LEVINさんのセットで多少音がしていたので
いまいち聞こえてなかった私。あはは。
で。セッションスタート。
真矢さんは小鼓、LEVINさんはドラム(バチの先端にフェルトついてるやつ)。
いやこれが面白かったです。
だってそんな取り合わせ聞いたことないもん。
んで途中からLEVINさんのドラムソロになってその間に、真矢さんは小鼓をそっと床に置いて
真矢さんもドラムへ。
ここからがまた怒濤でしたわな。
LEVINさんもいつものスティックに戻って、怒濤のドラムセッション。
わーわーすげーって感じ。←ボキャブラリー不足
どうなってんだそれ、っていうのは、1曲目の方が感じたけど
2曲目は慣れたのかなあ(笑)なんかひたすら、すげー、みたいな。
最後、二人で合わせて決めるとこらへん、LEVINさんの計算が1フレーズ短かったのかな?
なんか、あ、まだ終わりちゃうかってんや!みたいな表情したLEVINさん。
でもまぁ別にすぐ戻ってはったんで。
そういえば、この曲の時は携帯見つめてらっしゃいませんでしたわ。LEVINさん。
あと曲の途中で上を脱いでTシャツ一枚に。
脱いだ服を床にぽいってするのかと思ったら、背後のキーボード(?)の上に
ぽいっと放り投げて、ちゃんと乗ってて、ちょっとだけ「おおー」とか思った(笑)

んで、セッション終わって。

先生「なんか、リハーサルの時よりすごかったですね。」
真矢「え?」
先生「リハーサルの時よりサービス満点でしたね。」
真矢「そりゃあまあ、リハーサルと実際こうやってお客さんを前にしてでは。。」
先生「そうですよねえ、リハーサルで、いぇーい!とか言わないですもんね。」
真矢「いや、リハでもいえーい!とか言ったりしますけどね。」
LEVINさんもうなずき。

そこで、リハと本番の話になったんだっけね。
真矢「本番のためにリハがあるから、そのために準備はちゃんとしておく。
だからリハの時は俺はかなり細かいことまでいうよ。
もしそれが聞いてもらえなかったら、悪いけどスティック投げるから。」
ああ・・・プロ根性ってやつだね、それまさに。

で、再び質問タイムへ。
先生「えー、何か質問ある人。」

**「スティック回しを教えて下さい」
LEVIN「人差し指と中指の間に挟んで・・・指はほとんど動かしてない」
と、手を掲げてスティックなしで指だけ動きを見せるLEVINさん。ある意味貴重(笑)
LEVIN「ほとんど指は動かさなくてもあとは遠心力?っていうの?勝手に回ります。」
真矢「LEVINはそっち回しなんか。俺と逆。」
先生「そっち回し、とかあるんですか?」
真矢「俺はね・・」
と、スティックを手にとる。
真矢「こっち回しなんですよ」
とくるくるくる。
LEVINさんは左回り(向かって右回り)、真矢さんはその逆。
先生「人によって違うんですか?!」
真矢「やりやすい方っていうのがある」
LEVIN「ですねえ、俺も反対回りはできない。」
LEVINさんやろうとしてやっぱり失敗する。
んで、くるくるくるくると真矢さん。
真矢「俺もできるってとこ見せとかないと」
(笑)
LEVIN「俺の場合はこっち回しだと回した後すぐ叩けるんですよ。」
と回転後すぐにそのままタムを叩く動作。
あーそれそれ、いつものLEVINさん!(笑)
真矢「ああ、すぐ叩くんだったらそっち回りじゃないと確かにできない。
俺はそういうのしないからいいけど。」

LEVIN「いやーでも俺らの時って、スティック回すのが回しづらい時代でしたよね、
何か恥ずかしいっていうか。」
真矢「そうそう。」
LEVIN「皆がまわしてて。俺らの時って、皆がモトリークルーのトミー=リー(←ここカナリ怪しい英語発音)で、皆が回してて。
で、気づいたらドラムしてる奴が減っていって、俺だけ生き残ったみたいな。
そういう流行がありました。

真矢「あはははははははははははははははははは」
←ひたすら笑う。
真矢さんがひたすら笑うので会場も笑う。
真矢「もぉとりぃくるぅ(怪しい発音)〜ってそんなこといわねぇ!!」

先生「LEVINさん、そのゴルフグローブみたいなのはめてらっしゃいますけど、それは・・?」
LEVIN「ゴルフのじゃないですよ!世界のPearlのやつですよ。」
とグローブ(拳)を見せるLEVINさん。確かに「Pearl」と書いてある。
でも私はそれよりその手首にはまってるすげーいかつくてかっこいい時計の方が気になってましたケド(笑)

先生「それはもうドラム叩く時はいつも必ずはめてらっしゃるんですか?」
LEVIN「んーーそうですね、最近はずっとはめてます。
最初は叩きづらかったんですけど、慣れたらすごく叩きやすくて。最近はもうずっとですね。

先生「真矢さんは素手ですよね、それは、やっぱり、木が好きとか?」
真矢「俺の場合は、すごく軽くしかスティックを握らないんで、遊びの部分がすごくある。」
と、スティックを軽くにぎって振る真矢さん。
確かに。
真矢「だから、木の節目の部分とかで変わってくるんで、素手がいいんです。
ただこれは人によって色々なんで、グローブもいいんだよな。」
LEVIN「1に俺の叩き方が悪いっていうのもあるんだけど、
グローブしてると滑らなくていいんです。
んで、俺の場合はこれも・・・」
と、スティックを見せると、握る部分にも黒いテープ。
先生「お!それは何なんですか?」
LEVIN「これも、世界のPearlから出てるタイトグリップっていう商品なんですけど」
このグローブとこれがあればもう全然滑らない!」
と自分で握ったスティックをひっぱってみせる。
確かに滑りにくそう。
なにげにPearlのまわしもん状態ですねLEVINさん(笑)
LEVIN「あとレコーディングとかでずっと叩いてたりしてると、
手にマメができてそれがつぶれたりするんで。」
あひゃー聞いてるだけで痛い痛い。
LEVIN「それで痛いと集中力が欠けるんで、よくないじゃないですか。
俺はそれでグローブしはじめて、最初は叩きにくかったんですけど
何日もずっと使い続けているうちにすごく楽になって。
手の皮の厚さって人それぞれですから。
必要な人にはお勧めですねえ。」

先生「どう?スティックまわせそう?」
**「できないです〜教えて下さい〜」
LEVIN「じゃあそれはぜひ通信教育で!」
先生「LEVINの携帯番号は090−」
(笑)
LEVIN「888−8888」
・・・LEVINさん1桁足りてないです(と内心つっこんだ私って一体)
LEVIN「それは是非OSM学園に!」
あはは。
後ろ向いてないからわかんないけど、どうやら彼女、回そうとしてるのに回らない模様。
真矢「でもそういうイメージの練習は大切かもしれない。」
LEVINさんも大きく頷いてらっしゃいました。
確かに。イメージさえできれば、あとは練習すればできるものって結構あるもんね。
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