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La'cryma Christi Live Report

15th Anniversary Back to 〜2000.5.6 Tour '00 escape〜 2012.07.27
---渋谷公会堂


そんな話がありつつの。

今回、2000年の再現ライブ。

「2000年の頃よりよかったでしょ?」
ぱちぱち。

「あの頃よりかっこよかったでしょ?」

う、うーん、と、内心で唸っていたりもした。
そりゃあもちろん2000年の頃より素晴らしかったんだろうとは思うけど、
ちょっと序盤から皆さんわりと不調じゃないですか・・・

でも、会場にわき起こる拍手。
うん、それでもきっと、あの頃よりは、色々な意味で素敵なラクリマさんだ。きっと。
(あの頃にはあの頃にしかないものも、あったけど、それは逆も言えるわけで)

「3倍に」
ぱちぱちぱちぱちぱちぱち。
「それを2倍に」
ぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱち。
「0.5倍に」
ぱちぱちぱちぱちぱちぱち・・・(←ちゃんと小さくなった)

「素敵な人たちだ」
(笑)


Ivory trees
序盤、何かのリズムに合ったタイミングで、
1回、ぴょこんってジャンプしてた。さっきの続きか(笑)

象牙の階段をひとりのぼる♪で、カミテ側からドラム台への階段をのぼってたTAKAさん。
あと、
名古屋でおいおいおいってなったラストはうまくいって、ほっとした(笑)
この時のTAKAさんの嬉しそうな笑顔は好きだなー。

南国
すごいカミテから見てたので、KOJIさんが使い終わった後投げたE-bow、
シモテ袖でキャッチしてる手が見えた。
(いつも投げてるとこしか見えないものだから、あの後キャッチされてるのか落ちてるのか
たまに心配になる(笑))
その後は普通に楽しかったな〜。

MC。

当時のライブ映像にMCは残っていないけど、と言った後、

「あの頃のMC、ふっと思い出したんだ。
どうしても抜けられない谷があったり、こえられない壁があったら、
いつでも俺達の音楽の世界に逃げてきて下さい」

にげてきてくださいデター!!!!!!
って思ってました。
今回の赤坂から始まる1連で、「逃げてきて下さい」の言葉がこの日までなかった。
ひっぱりあげるとかはあったけど「逃げてこい」がなかった。
言ってることは同じかもしれないけれど、「逃げてきて」という単語が
あるとないとでは、やはり違う気がしていたので。
(リブでは、逃げてきてください、は、使ったことがないはず)

で、ついに来た、逃げてきてください!!と、思って反応したんだけど、
その直後に、
「ハドウが・・・」
と、続いたので、
いやいやいやいやいや、15年前にハドウとは言ってないからー!!!!
と、すかさずツッコミを入れるハメに・・・(笑)
ハドウがどうとかっていうMCは当時はしてませんでした!!!!(きりっ)
まぁいいけどさあ(笑)

で。ふ。と。

「楽しいねライブって」(ライブ楽しいね、だったかな)
ぽつって、その言葉だけが宙に浮いて。

皆を元気にしてあげたくて今回ライブをしてるけど、の話。

「いつも救われているのは俺たちのほうで。
幸せな思いをしているのは俺たちのほうで」

俺達のほうで。
その言葉が、1文1文。宙に浮いて、固定されていく感じ。

「皆の笑顔を見て、心がぽっとあたたかくなって、
ライブをするたびにそれが少しずつ大きくなって、
1つ1つライブを終わっていくたびに、あと少しなんだなあと思うと、
胸がしめつけられる思いです。」

みんな、シーンって。
だって、TAKAさんがしめつけられても、私達もだけど、どうしようもない。

でも。

「それで、名古屋のライブが終わった時くらいに、メンバーに、予定を聞きました」

えっ。

「そしたら、奇跡的に1日、日曜日が、あいてました」

ええっ!!!

「メンバー全員、その日だけ、スケジュールが、あいていました」

え・・・てことは・・・。あの・・・。

「Which do you like Friday or Sunday?」(←なんでかいきなり英語)

「日曜日だよね?」

うん。日曜日。

「でも、たとえ、メンバー全員のスケジュールがあいていたとしても、
今からじゃあ、会場を押さえるのは無理です。って、スタッフに言われました。」

うん。そうだよね。
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